2024.04.23わらじ学級 開級式・第1回 講話が開催されました

わらじ学級 開級式

西川会長挨拶

私どもも新体制となりまして、まだまだ未熟ではありますが皆様のご指導を受けながら精心誠意努めますので、この老人会に参加して、孤立しないように健康寿命を延ばすような活動をしてまいりますので、皆様のご支援、ご指導を宜しくお願いいたします。
また能登半島地震から4ケ月、まだまだ復興には時間がかかるようですが、そんな中で修繕サギが横行しているようですので十分注意してください。

北山館長代理挨拶

私は老人会に参加資格はありますが(62歳)公民館の仕事がありますので後回しとさせて頂きます。皆様にはまだまだ元気でいてください。そのためには人と話をする。人と触れ合うことが大事です、公民館もその手助けをしたいと思っているので様々な行事にどしどし参加してください

村中社会福祉協議会会長挨拶

日頃より社会福祉協議会活動にご協力いただきまして御礼申し上げます。本日のわらじ学級開級式誠におめでとうございます。先ほど西川会長からもありましたが、私も最近、実際に体験しましたのでサギには十分注意してください。
開級式にふさわしい話題で4月8日に伏見台小の51回目の入学式(新入生120名)に参加した際に山岸校長が新入生に向かって3の約束をしました。・元気いっぱい・友達いっぱい・楽しく勉強です。
人生100年時代と言われていますが、私も毎年1年生になったつもりで元気に頑張りたいと思っていますので皆様もわらじ学級の閉級式に向かって元気で勉強してください。


藤沢民生・児童委員協議会会長挨拶

民生・児童委員協議会も老人会と一部コラボして活動をしており皆様のご理解をいただきたいのと民生協議会が地域サロンを実施しているので宜しくご参加ください。

わらじ学級 第1回 講話

講師 谷崎覚源寺住職

題目  仏教について

仏教には2つの考え方があり2つの考え方がリンクすれば人間は互いに助け合い仲良く生きて行けると言う教えです。
1	自分を見つめる
2	他者への配慮


1.自分を見つめる

1. 自分を見つめるとは、身体が生まれて、老いて、病を得て、やがて死に至る事は、これは、変え様がないから、これを受け入れて、積極的に生きる。人間は社会的な生き物であるから自己中心的になりがちだから自分自身の見方を変えて行うと言うお釈迦様の教えです。

2.他者への配慮

2.他者への配慮とは、仏教でいう他者とは、生者。過去者、未来者、動植物や大自然を含むものを言い、人間は他者から生かされていると言うことに気づいたら、他者にしてあげる即ちこれが配慮である。仏教での配慮とは、戒・施のことであり、戒とは、共同体を守ること。施とは、困っている人に手助けをすることが配慮ですという教えです。
この様な社会の中で日本での良い言葉がありました。現代の世の中で忘れられた言葉に「お互い様」、現在でも使う「お蔭様」と、人生で限界を感じた時、歯を食いしばって生きるより「お任せします」です。仏教で「南無阿弥陀仏」と唱えますが、仏様におまかせしますと言うことなのです。
今後は、「お任せします」ということが多くなる様なので今から「お任せします」という練習が必要です。
お任せしますと言えば、周りは、誰も悪いようにはしないので、限界を感じたら素直に「お任せします」と言えるようにしましょう。

まとめ

仏教の教えは、自分を見つめて・他者への配慮が基盤にあり普通の言葉に言い換えると、「お蔭様です」、「お互い様です」、「お任せします」をキーワードにして私たちの知恵を人生に生かして行けたらいいなと、お釈迦様の例えや、檀家さんのお話を交えて楽しくお話をされました。 (合掌