七夕に願いを込めて

各地で記録的な豪雨となり、天の川の水位も心配される今年の七夕
伏見台小学校で2年目となる七夕飾りが行われた。
竹の枝が撓むほどに咲き乱れる短冊に目を遣ると、子どもたちの純粋な願いに心癒される。
コロナ終息を願うばかりの昨年に比べ、今年はようやく自身の夢や未来を願った。
時に自然災害は避けられないが、子どもたちの夢をも奪うのはいかがなものか。
そう思うのは、平穏な時代を過ごした大人のわがままなのか…
いや、きっと織姫と彦星も増水した天の川を見て、そう思っているに違いない。
世事のわずらわしさを忘れたいと天を仰げば、涙雨が目を覆う毎日、皆さんは短冊に何を記し願うか。
災害のない世界、人類不変の願いでありたい。

星座で言えば、織姫は琴座のベガ、彦星は鷲座のアルタイル
この2つの星は14.4光年の距離がある。
光のスピードで14年以上もかかる移動だが、毎年7月7日に会うことになっている。
愛の力は現実や想像を超えるものがありますね。