昨年の元日に発生した能登半島地震で、多くの方々が能登から金沢に避難を余儀なくされた。
見知らぬ土地で生活する苦労を少しでもやわらげたい。
そんな思いで防災会や各種団体の協力を得て、支援活動を行った。
避難所での炊き出し、お花見ウォーク
顔を合わせ心通わせ、お互いの理解を深めていった。
昨夏のサマーフェスタには、輪島市南志見の名舟町が発祥である「御陣乗太鼓」が出演し、祭りに共生の花を咲かせた。
そんな南志見の方々から「能登の現状見てもらうのも支援」とメッセージを与り、いざ能登輪島へ
3月9日(日)晴天
子ども会、婦人部、防災士会、公民館のメンバー34名が、輪島市南志見地区に訪問
会場の南志見公民館では、隣接する仮設住宅から約100名の方々が参加し、餅つきや温かい豚汁で交流を深める。
子連で参加した子どもたちと現地の方々との笑い声が、南志見の青空に響きわたっていた。
「子どもたちから元気をもらったわ」と仮設住宅の自治会長の顔がほころんでいた。
仮設住宅を囲むように桜の木が、春の訪れをまっている。
「向こうの丘から観る桜がきれいだよ」とお餅を頬張り話すお母さん
ようやく厳しく長かった冬が終わり、能登にも春がやってくる。
いつか桜を観にこよう。そして話をしよう。
ここにきた子どもたちが、元気に育っていることを伝えたい。
それが記憶を未来につなげることだから。
自治会長のほころぶ顔に誘われて、南志見に復興という桜が咲きますように🌸



